巻き爪

巻き爪・陥入爪って？

巻き爪とは、爪に変形等を生じたり、その爪の変形によって指や爪の周囲に痛みが生じている爪の状態の事をいいます。

陥入爪は巻き爪がさらに悪化したり、変形し皮膚に刺さりこみ出血や化膿などを生じている状態の事とされています。

特に巻き爪が悪化したり症状が進行すると、爪が内側に巻き込むことで、皮膚に刺さりこんだり圧迫したりすることによって痛みが伴う状態になることが多く、なんと 約10人に1人が巻き爪とも言われています。

ビフォーアフター

巻き爪の原因は？

足指に体重が乗っていない
爪の切りすぎ
伸ばしすぎ
扁平足、外販母趾
スポーツなどによる負荷
遺伝
外傷・ケガ　など。

その他にも、 ストッキングや足に合わない靴等での圧迫が原因で、巻き爪になるケースも多く見られます。

巻爪になるとどうなる？

とにかく痛い

歩くたびに強い痛みが襲ってきますので、日常生活に支障をきたす可能性が高いです。

場合によっては、靴を履けなくなったり、「布団が当たるだけで痛い」という状態になることもあります。

体のバランスが崩れる

巻き爪になると体のバランスが崩れやすくなります。なぜなら、痛みをかばいながら歩くため姿勢や歩き方が悪くなってしまうからです。体のバランスが崩れてしまうと 膝や腰の痛みに繋がります。また、それまで体重がかからなかった場所に負荷がかかるためたこや 魚の目などの原因にもなってしまいます。

他にも様々な弊害が

足は身体の土台であるため、巻き爪になってしまうと

様々な弊害を引き起こしてしまう可能性もあります。

・外反母趾
・開張足
・冷え
・むくみ
・関節の歪み
・ひざ痛や腰痛

などにも繋がってしまいますので注意しましょう。

巻き爪を予防するには？

１、圧迫を避ける

身の足に合わなかったり小さすぎる靴やストッキング、女性の方であればパンプスやミュールなど、過度に指や爪に力が加わってしまうものは避けることによって、巻き爪や陥入爪の予防だけでなく外反母趾の予防にもなります。

２、正しい爪切り

むやみに深爪をしてしまったりすると、想像以上に巻き爪の進行が早くなってしまったり陥入爪の原因になってしまいます。
爪の長さは、指先と同じくらいにそろえ、全体的な形は、角に少し丸みのある四角形に整えるようにします。

３、フットケア（足のお手入れ）

膚のキズや感染を防ぐために、衛生的にきちんと洗い、保湿を心がけます。
定期的に甘皮のケアをすると、見た目が綺麗になるだけでなく、健康なお爪が生えてきやすい状態を作ることができます。

巻き爪は何科になるの？

そもそも巻き爪は病院の何科になるのかな？と迷う方もいるかと思います。

巻き爪・陥入爪で出血や化膿を起こしてしまっている場合、その処置は掛かりつけの内科でも可能です。

また、皮膚科や形成外科でも巻き爪の手術（皮膚や爪の切除など）や、爪に穴を開けて行うワイヤー法を行っているところもあります。

巻き爪の治療方法の種類

巻き爪治療は、手術や爪を抜いたりするだけじゃない！ということをご存知でしょうか？巻き爪治療といえば、痛いといったイメージやネイルを楽しむことができないなど、マイナスイメージを持たれている方も多いかと思いますが、実はそんなことはなく、現在では皮膚を切ったりせずに見た目も目立たない巻き爪矯正をする技術が主流となっています。当サロンでは、矯正していることが目立ちにくく、痛くない矯正器具を使った矯正法というだけでなく、それぞれの原因や症状に合わせた施術を行っております。